保育所等訪問支援

その子の”今”に、丁寧に寄り添う支援を
Orange青山では、保育所や幼稚園、小学校・中学校などに訪問し、障害や発達の特性を持つお子さんが安心して日々の生活を送れるよう支援する「保育所等訪問支援」を行っています。
私たちの訪問支援は、ただ「見守る」だけでも「指示する」だけでもありません。
お子さんが今いる環境の中で、その子らしく安心して過ごせるように、学校・家庭・支援者がチームとして同じ方向を向いて支える。そのための「橋渡し」ではなく、「方向をそろえる調整役」として、丁寧に関係性を育てていきます。
Orange青山の訪問支援が選ばれる理由
1. 学校との密な連携
私たちは、先生と顔を合わせて話し合い、時には教室で一緒に支援の方法を考え、現場での協働支援を大切にします。
例えばこんな支援をしています。
・図工や体育など苦手で参加できない授業への参加
・修学旅行を断念していた児童が、職員と学校が連携したことで無事に参加
・自然学校中も宿泊施設へ訪問し、安定した状態を支援
・登校に不安がある児童への同行支援、不登校支援をし、学校の継続的な登校に繋がる
・教室から飛び出してしまう児童への対応支援
・学習障害やプール活動などの不安な授業のサポート
などなど…。 その子の課題に合わせ、柔軟に、現場の先生と一緒に支援を組み立てます。

2. 専門性の高いスタッフ
訪問を担当する職員は、福祉歴15年以上、強度行動障害支援の現場で長年経験を積んできたスタッフをはじめ、経験豊富な訪問支援員ばかりです。Orange自体も、2017年の開所以来、放課後等デイサービスとしての支援実績があり、これまで多数の小学校・中学校と連携を積み重ねています。
強度行動障害を予防する支援
ASDやADHDへの構造化支援、感覚統合などの専門的視点
学校だけでなく他の福祉施設や事業所への研修・講演も行うスタッフ陣
「学校の困った」や「ご家庭の困った」を、一緒に解決できる支援力があります。
3. 家庭・学校・支援の三者で支える体制
支援は「つなぐ」だけではなく、関係者が同じ目標にを向かえるように“調整する”ことが大切だと私たちは考えます。
家庭の思いを整理し、先生へ丁寧に届ける“代弁者”としての役割
学校の意図を理解し、ご家庭に安心してもらうための“通訳”のような存在
子どもの「困っている」背景を伝え、必要な支援をその場で一緒に考える協働者
家庭と学校の間で、誤解やすれ違いが起きてしまったとき、私たちはいつも“子どもの味方”として、関係をつなぎ、整える役割を担います。
保育所等訪問支援とは?(制度説明)
保育所等訪問支援とは、保育所その他の児童が集団生活を営む施設を訪問し、当該施設における障害児以外の児童との集団生活への適応
のための専門的な支援、その他の便宜を供与することをいう(こども家庭庁ガイドラインより)。
対象となるのは
乳児院、保育所、児童養護施設、学校教育法に規定する幼稚園、小学校及び特別支援学校、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律に規定する認定こども園(保育所又は幼稚園であるものを除く。)その他児童が集団生活を営む施設として市町村が認める施設です
「どう支援してよいか分からない」「関わり方が難しい」「本人にあった接し方を探したい」
そんなときに、専門スタッフが訪問し、一緒に考え、支援の方法を共に模索していきます。
ご利用について
現在、非常に多くのご相談をいただいており、ご利用人数に制限がある状況です。ご希望の際は、お早めにご相談ください。
まずは、お子様の困りごとや学校・園での様子をお聞かせください。必要に応じて、施設見学や情報提供、体験的な訪問支援もご案内します。
学校・家庭・福祉が協力して、その子の“なりたい未来”を育てる支援を一緒に考えていきましょう。