Orange資質向上の取り組み

  • Orangeでは、職員の専門性向上と質の高い支援の提供を目指して、以下のようなさまざまな取り組みを実施しています。利用者様一人ひとりのニーズに応えるための実践力を高め、組織全体としての支援の質を向上させることを目指しています。

Orangeでは、過去の成功事例を学びの材料とし、毎年実践事例集を作成しています。事例集には具体的な支援方法や対応策が詳細に記録され、職員全員に共有されます。これにより、現場での知識の蓄積と継承が促進され、効果的な支援手法の普及が図られています。
さらに、実践事例集の作成後には全体で事例について評価し、より良い支援方法を追求するためのフィードバックも導入しています。
職員は事例の成功要因や改善点を分析し、実践に反映させることができます。

児童の個別状況や支援の進捗を綿密に把握するため、Orangeでは週に一回以上の頻度で専門会議を開催しています。
会議では最新の情報を基に、児童の状態の把握、支援方針の見直し、課題の共有と解決策の検討が行われ、迅速かつ適切な対応が実現されています。会議での決定事項や改善策については、事後フォローアップを徹底し、実際の支援にどのように反映されているかを確認します。

Orangeでは、以下の多岐にわたる研修プログラムを通じて職員の専門知識とスキルの向上を図っております(以下は一例にすぎません)。
外部に研修をまかせるのではなく、事業所内において、スピード感を持って、その時々に問題になっていることを学べるようにしております。

実際に行われた研修の例:

効果的なアセスメント研修:
支援の入り口であり、最も大切な家族やご本人へのアセスメント手法とその実施方法を学びます。

マナー研修:

職場で求められる基本的なビジネスマナーとエチケットを徹底的に指導いたします。

中堅職員研修および新任研修:
中堅職員には リーダーシップと管理能力を、新任職員には業務基礎と役割認識を深める研修を実施いたします。
中堅職員研修については年3回実施します。発達障害について、障害特性や支援の方法や知識など、より深く実践的な知識を学びます。
新任研修については、新任研修プログラムに基づき毎月実施します。その時々で困っている事や行き詰っている事、疑問に感じていることなどを各施設長や社長にアドバイスをもらい、対応のヒントを得て実践に生かし、支援者としての基礎知識と考え方、実践方法を学びます。

個人情報保護研修:
個人情報の取り扱いや漏洩防止に関する法律と実務に基づく知識を強化いたします。

苦情対応研修:

苦情処理における適切な対応方法や、問題解決のためのコミュニケーションスキルを養います。

感染症対策研修および防災研修:
感染症の予防策と対応方法、災害時の安全確保に関する知識を徹底的に学んでまいります。

発達障害基礎知識研修:

発達障害の理解を深めるための基礎知識と最新の研究成果をお伝えいたします。

意思決定支援および意思形成支援研修:
利用者の意思決定を支援するためのアプローチと技術を習得いたします。
特にASDの方における意思決定、意思形成支援の大切さについて、実践を踏まえながら学んでいきます。

自立と自律に関する研修:

支援の最終目標である利用者の自立を達成するためにどうするか。自立と自律、の違いと、どちらも大切なことだが、どう取り組んでいくのかを学びます。

困ったときにいつでも質問できるようビジネスチャットによる専門相談を提供しています。
発達障害に長年携わる、経験豊富な職員が、答えています。
ビジネスチャットについては、現場で発生するさまざまな疑問や問題に迅速かつ的確に対応するためにもつかわれており、支援の質を保つとともに、リアルタイムでの情報共有にも役立てています。

Orangeは、姫路市内のみならず、複数の市の他の放課後等デイサービス事業所や福祉施設に対して、専門的な支援アドバイスや研修を提供しています。
これにより、地域全体の支援水準の向上を目指しています。
他事業所の困難事例や失敗例を学び、Orangeにフィードバックすることで、当社の支援の質も向上させています。
また、市内、市外を問わず他事業所とのネットワーキングを推進し、情報交換や共同研修の機会を増やしています。

  発達障害や支援に関連し、長年の実践で学んだ支援方法についての情報共有を行っています。
 Orangeの職員は講師として参加し、実践に基づいた支援方法や知識を共有することで、専門性の向上を図ります。
 これにより、職員のモチベーションも高まり、常に最新の知識と技術を持って支援に臨むことができます。

これらはあくまで一例ですが、Orangeは専門的な取り組みを通じて、職員の専門性を高め、児童への質の高い支援の提供に努めています。